シリーズたたずみで語るTwinHearts(仮)・その3

3回目にしてようやく違う人が出てきた。ひとりに傾倒しすぎである。

名称未設定・親友


ちょっと身長高すぎた。
元々名前はあったんだけど誰かとかぶってたもんから没になったんだと思う。話に絡んでくるかってーとそうでもないんだけど、こういうポジションはあってもいいはずなんだ。

・・・

幼なじみの少女。ひとつ年上の17歳。雑貨屋のひとり娘。茶色の髪と瞳を持つ。
容姿よし気立てよし家事全般なんでもよし、さらに店番をする事も多いため読み書き計算も一通りこなす、理想を絵に描いたような娘である。その反面やや奥手で受身がちなところもあり、ここ一番での押しに弱い。

年頃という事もあり縁談の話には事欠かないのだが、彼女には既に想いを寄せる相手がいて・・・いつも何も言えずじまいであり、ずっと片想いである。いつの日か彼の役に立ちたいと密かに思っているが・・・。

・・・

どっかの誰かさんと正反対。年頃の息子を持つ世の親御さんが求めていた、そんな理想の娘です。だがしかしこのふたり、妙に馬が合うというか、常に生活の事を気にかけてくれたり逆にあこがれていたり、互いにコンプレックスを持ちながらも尊敬しあう、そんな仲です。

非戦闘キャラですが治癒の術を身につけています。相手の心と体にある生きたいという意思に反応し、それによって一時的に免疫力を高め、傷病を治すと。形あるものではない分魔術よりもずっと難しいスキルとされています。
彼女の場合はうちの娘の亡き母親からずっと前に教えてもらっており、適性もあってか高い効果を発揮します・・・が、これまた数多い秘密のひとつなのであまり使う機会がありません。

翼イメージは天使。誰とでも分け隔てなく、やさしさを持って接します。

メイ


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港の街で出会う、3人組の冒険者の紅一点。22歳。やや線の細い少年とガタイのいい青年、ふたりを導く立場にいるようだ。
やや緑がかった黒いショートと深い緑の瞳。背は低いがスタイルは決して悪くない。ノースリーブとレザーのベストも緑系で統一してあるあたり、好きな色なのかもしれない。つばの広い白い帽子が目を引く。
飄々とした態度でつかみどころはないが、その内には確固とした自己を持っているようだ。

「現時点での」未来を見通す力を持っており、従うにせよ抗うにせよ、それを参考にして旅を続けているようだ。しかし彼女に言わせれば、
「今見えるものはあくまで今のまま過ごした結果であり、今何かをすれば未来も変わる」
という事らしい。結局は運命も各々次第、といったところか。

この島へ来た目的は分からないが、単に財宝を手に入れに来たという感じではなさそうだ。少女の姿を認めるなりお茶へと誘い、意味深なアドバイスをして去っていく。今は分からないだろうが、次に彼女と出会うとき、そのときに目的が分かるかもしれない。

・・・
ミステリアスお姉さん。常に落ち着いた態度で思わせぶりな事をいい、少女を導きます。メイにとっては彼女と会うのも予定調和なのかもしれません。

冒険者としてのクラスは魔術士。術法全般に明るく、正攻法で強力な術を操るあたり、かなりの技量を持っているよう。時に相手の動きを鈍らせ、時に蹴散らします。

翼モチーフは・・・なんかデザイン化された翼。彼女だけは実はそんなに考えてません。
時計は未来を見通せるから。

多分次で決着がつく。ガラッと世界設定が変わったりします。