シリーズたたずみで語るTwin Hearts(仮)・その1

なんか少なくともひとりには需要があるみたいなのでがっつり妄想話しちゃうよ。
ちょっと前まで集中的に描いてたシリーズたたずみから見る4〜5年物のコンテンツ(苦笑)・TwinHearts(仮)。世界の隅に浮かぶ島で何度も紡がれる、ふたりの物語。

「うちの娘」


本名あるのですが現状オレの墓場まで持っていく予定でいます。一瞬だけ仮名でアイとつけてたのですが、その名前はファンタポ2で作ったニセうちの娘にあげちゃった*1ので、赤い娘とか赤ワンピとかflyssaさん所の娘とか好きに呼べばいいと思います。
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島の南側を覆う大森林の中にひっそりとたたずむ農村、そこから少し離れた場所で父親と暮らす少女。16歳。同世代の女の子達の中で最も背が高く、しかし折れそうなくらいの華奢な体型。真鍮のような金髪と病的なまでの真っ白な肌はそれだけでもこの地域では珍しい。
しかし何より特徴的なのは、左右で違う色を持つ瞳である。左は一般的な金髪碧眼の人よろしく青いのだが、右はまるで血に染まったかのような深い赤色を持つ。
8年前に起こったある事件がきっかけで、それより昔の「思い出」に関わる記憶がなくなっている。それまでも明るく活発な性格であったが、この事件を境に輪をかけたようなおてんば娘になった。余談だがショートカットを好みだしたのもこの頃である。赤いワンピースが好きなのは昔からである。
おてんばといってもただのタカビーというわけではなく、その言動の裏で慎重に物事を判断する冷静さも持ち合わせている。少なくとも口より先に手が出るタイプではないようだ。

剣の腕は同世代の男子をも上回るが、これは元々冒険者だった父親に頼み込んだ末に数年かけて特訓した結果であり、またその型にはまらないアウトローなスタイルに他の者が対応できないことも関係している。いずれにせよ身体能力は高く、それを使いこなす術も持ち合わせている。
その一方で大気中に漂う元素との感応力が凄まじく、何らかの手順を踏まなければ発現できないはずの術式を予備動作なしでいとも簡単にやってのけてしまう。火をともすくらいなら指を鳴らすだけで十分である。
しかし料理や裁縫といった家庭的なスキルはからっきしであり、簡単なものであれば作れる料理はともかくとして、服の修繕などを行った日には指が血まみれになってしまう。さらに治癒の術が全くできないというのだから始末が悪い。もはやこれは適性の問題である。
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・・・書いてて改めて思ったんだけど、ものすげー典型的な主人公キャラだよなあ・・・。
以下、補足。
瞳の色ですが、右は単純に赤いのではなく色が抜け落ちています。つまり、ガチ血の色。ちなみに視力が悪いという事もなく1.5くらいは余裕であります。
冒険者としてのクラスは術剣士、つまり剣技と術*2で圧倒的に攻めるスタイルになります。クラスについては凝りだすと全部書かなきゃならなくなるので後々にしますが、端的にいえば攻めれるけど守れないの典型です。
さらに言えば手癖足癖が悪く、足払いやハイキック程度なら平気で流れに組み込みます。この辺がアウトローたるゆえん。彼女の場合は全身が武器みたいなものです。
ちなみに人斬りはしませんが、代わりに相手を無力化するために平気でアキレス腱あたりを狙うのでそれはそれで始末が悪い、と。後ろを取られたらその時点で勝負がつきます。

たたずみでの翼モチーフは「しおれた羽」。柔らかすぎてまだ空は飛べません。

・・・ものすごい分量になったのでごめ、最高7回までシリーズ化する。こんだけ書くのはうちの娘くらいしかいないと思うから1記事2〜3人くらいのペースでいけるんじゃないかな。

*1:http://f.hatena.ne.jp/flyssa/20100112013029

*2:魔法という言葉がなんとなーく気に食わないので術、あるいは魔術と表記します